“賀東 招ニ” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:賀東 招ニ (3 件 / 1 ページ)

フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?

 

千鳥かなめたちが会場に着いたとき、そこにいたのは見渡す限りのボン太くんだった!ボン太くん(強化服ver)を開発した相良宗介もそこに招待されており、その数―およそ300体。様々なボン太くんたちとふもふもと触れ合っていたのも束の間、3万人の暴徒が「ヒャッハー!」と叫びながら釘バットや鉄パイプを振り回し、会場を制圧しようと迫ってきた!?30,000人VS300体(ボン太くん)の壮絶な戦いが始まる―(『つぶらなテルモピュライ』より)。傑作短編4本のほか、メリダ島での決戦後のテッサの行方を描く待望の特別書き下ろしを加えた極上の短編集がここに推参。 (「BOOK」データベースより)

個人的お気に入り度数

いつもとおりの短編と、本編完結後のテッサのその後を描く書き下ろしエピソードの5編を収録した短編集最終巻(一応)

短編の方はかなめと宗介がサバゲーで対決する「与太者のルール(前後編)」もよかったけど、かなめとそのご近所さんのやりとりを描いた「ご近所のサーベイヤー」が好き。かなめの住んでいるマンションの清掃員をしているいけすかないオバチャンが空き巣犯の疑いをかけられて……って話なんだけど、いけすかない相手でも濡れ衣は許せなかったり、見てみぬふりをする近所の住人達に憤ったり……となんだかんだで情に熱いかなめの魅力が一杯に詰まったエピソードでした。最後のオバチャンとのやりとりと、水面下での宗介の活躍に胸が熱くなる。

しかし、一応9巻続いた短編集シリーズの事実上最終エピソードとなるのが大量のボン太君が暴徒達と対決する「つぶらなテルモピュライ」ってどうなんですか!?いや面白かったけど!!ある意味すごくフルメタらしいですけど!!

書き下ろしの「テッサの墓参り」は同時発売の「フルメタルパニック・アナザー」の繋ぎとなるエピソード。テッサが1人でアーバレストの開発者であった少年・バニの墓参りをする話なのですが道中が盛りだくさんすぎてニヤニヤが止まらない。墓前でのやりとりにはじーんとなりました。

単独の後日談でありながらもマオとクルツの関係やこれからの未来に想いを馳せるテッサなどなど、「アナザー」への期待が高まる細かい演出がニクいです。こんな引きかたされたら「アナザー」も買わざるを得ないじゃないですか!!


「好きなライトノベルを投票しよう!!2013上期」に投票します

企画元:好きなライトノベルを投票しよう!! 2013年上期
今回も参加させていただきます。本日最終日です!!

下半期に読んだ本がかなり少なめだったので、10票入れられる枠があるんですが削りました。
既存5、新規2です。下期はもうちょっとよみたい。書影クリックでamazonの作品ページに飛びます。

既存シリーズ

amazon.co.jp:バカとテストと召喚獣11
井上堅二「バカとテストと召喚獣11」(⇒感想
 序盤中盤の鬱屈する展開から、明久が雄二に喝入れるわ敵の前で相棒自慢するわで立ち直らせるまでの流れが本当に好き過ぎて好き過ぎてもう私は。完結に向けて色々な状況が動いた巻で思うところも色々あったけど、この物語のもう一人の主人公とも言うべき雄二の心の成長と気持ちの決着に胸が熱くなりました。もうほんと、明久と雄二の悪友関係、好き。
「ハッ。だから、負けないように助けてくれるんだろ、相棒?」
「雄二じゃなくて、霧島さんのためならね」

【13上期ラノベ投票/9784047287525】
amazon.co.jp:俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる
裕時 悠示「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」(⇒6巻感想/6.5巻感想
 アニメは4巻までしかやらなかったけど、俺修羅は5巻以降のガチ修羅場展開がいいんだよぅ!!と全力で主張するものであります。特に6巻の引き、ほんと酷い。ほんと辛い。そして黒歴史ノートがズルい。6.5巻のカオル話の同性間の友情と異性間の恋愛の境界を揺らがせる圧倒的な性別不詳性萌えもたまらなかったです。な、7巻マダー!?(るるルの続編もそりゃあもう楽しみだけども)
「だって会長は──エイタのことが、本当に好きだよね?」
【13上期ラノベ投票/9784797372847】
amazon.co.jp:はたらく魔王さま!8
和ヶ原 聡司「はたらく魔王さま!」(⇒7巻感想/8巻感想
 勤労話のついでにファンタジーやってる感のこれまでの魔王さまも大好きなんだけど、8巻以降のエンテ・イスラ編の盛り上がりっぷり凄いなあ!投票対象期間外ですが、この間でたばかりの最新刊も凄かった。これまでにばら撒かれた様々な伏線が一気に集まってくる8巻の盛り上がりは必見。あと芦屋の圧倒的な正妻力及びヒロイン力も必見。
「でも、宇宙人も、米を食うためには働かないとならないのです」
【13上期ラノベ投票/9784048914062】
amazon.co.jp:ノーゲーム・ノーライフ
榎宮祐「ノーゲーム・ノーライフ」(⇒3巻感想/4巻感想
 1巻からずっと、安定して面白い!最弱の人類種があの手この手を駆使して人外達を様々な「ゲーム」でねじ伏せていく爽快感と、全力で盛り込まれた中二っぷりがたまりません。様々な意味で「2人で1人」な空白兄妹の強く歪んだ依存関係もとても美味しい。
「人類種(さいじゃく)に“弱者の魔法”で勝とうなんて、年季が違うんだよ──Noob(しょしんしゃ)ども」
【13上期ラノベ投票/9784840149587】
amazon.co.jp:新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 下
葵せきな「新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 下」(⇒感想
 「生徒会の一存」本編で割と目を瞑られてきた感が強かった杉崎の“ハーレムエンド思想”における最大の問題点を最悪のタイミングでたたきつけてくる自爆テロが壮絶。新キャラ多数登場の外伝作ではありますが、どうしようもなく本編の続きで、杉崎鍵の物語の幕を引くのに相応しい物語でした。彼を影から支える旧生徒会メンバーとのやりとりもすごくよかった。
「カガミ一世一代の自爆テロは、流石に効果ありましたでしょうか、セーンパイ?」
【13上期ラノベ投票/9784829138663】


新規シリーズ

amazon.co.jp:甘城ブリリアントパーク1
賀東招ニ「甘城ブリリアントパーク1」(⇒感想
 おっとり美少女とツンデレ美少女に囲まれた遊園地経営系ラブコメかと思ってたらマインドがオッサンなマスコット達がひたすら居酒屋で愚痴る話だった。ディ○ニー系のもふもふを期待していったら実はTE○だったよくらいのアレ。主人公とヒロイン達の関係も楽しいのですが、朴念仁系ツンデレ主人公と年季を漂わせるおっさんマスコットの織り成す複雑な関係が、大変美味しかったです。
「だとしたら、なんでわたしたちにあんな格好をさせたの?」
「1000人より、1001人を呼ぶためだ」

【13上期ラノベ投票/9784829138281】
amazon.co.jp:温泉ドラゴン王国1 ユの国よいとこ、一度はおいで
山川 進「温泉ドラゴン王国1 ユの国よいとこ、一度はおいで」(⇒感想
 温泉の湯を組み合わせた不思議な魔法を編み出して色々なトラブルを解決しつつ、基本はそうだ!温泉旅館で国興ししよう!というお話。温泉が舞台といっても過剰なあざといお色気シーンがあるわけでもなく、男女関係なくまったりと楽しめる楽しいお話でした。あといろんな意味でクライマックスシーンのあの猫耳は必見(真顔)
破壊の化身は、骨の髄にまで響く大音声で告げた。
『温泉はどこじゃ』

【13上期ラノベ投票/9784906866175】



私的「女子にも読んで欲しい」ライトノベル32選

秋の原稿は終わらないけど「俺的ラノベ32選」の流れに便乗した。後悔など1ミリもしていない。

以前からやるやる詐欺していた「男子萌えラノベまとめ記事」のためにしたためていたリストの転用です。適当に追加したり削ったりしたら32個になった不思議でした。そのため、「男子萌えできるラノベ」というあたりに充填が置かれています。元々女性ファンへの人気の高い某ラノベ(デュラララ、ハルヒ)や少女小説系は敢えて除外しました。

解説文の長さがまちまちなのは32作品も紹介しようとすると体力が足りないからなんです。最初はもっと短くするつもりだったんです……

【現代×バトル系】

(01) 賀東招ニ「フルメタル・パニック!」 (⇒感想

本編全12巻&短編全9巻(完結済)+スピンアウト(以下続刊)。紛争地帯で育った傭兵の少年と、気が強く逞しい女子高生が織り成すボーイ・ミーツ・ガールなミリタリーロボットアクション。

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(02) 岩井恭平「ムシウタ」 (⇒感想

本編11+1巻(以下続刊)&外伝全8巻。人間に異能を与える代わりに夢を喰らう『虫』に取り付かれた少年少女達が織り成す異能もの。ある者は“虫憑き”と呼ばれてさげずまれ、ある者は大人たちの組織に組み込まれて良いように使われながらもいつか普通の人間に戻る日を夢見て、そして自らの信念のために倒れていく姿が圧巻。物語も大好きだけどかっこうさんかっこいいよかっこうさん。

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(03) 鎌池和馬「とある魔術の禁書目録」 (⇒感想

本編22+2巻(以下続刊)&外伝何冊か。科学と魔術が交錯する異能バトルアクション。主人公格3人(男子)がそれぞれ違ったかっこよさを見せてくれるのが楽しい。凄いキャラ多い。

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(04) あざの耕平「東京レイヴンズ」 (⇒感想

1〜5巻(以下続刊)。現代を駆ける陰陽士のたまごたちが繰り広げる異能アクション。春虎と冬児の友情に悶えたり、大人組に転がったり出来ます。

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(05) 成田良悟「越佐大橋シリーズ」 (⇒感想

1〜5巻(以下続刊)。「デュラララ」が好きならこっちも読むといいと思います!無法地帯の「越佐大橋」で繰り広げられるお話。狗木・葛原・戌井の三つ巴関係にはもう震えるしかない。

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(06) あざの耕平「Dクラッカーズ」 (⇒感想

本編全8巻+外伝全2巻(完結済)。「レイヴンズ」「BBB」の作者が描く、現代を舞台にしたドラッグで異能バトルなお話。水原と物部の友情具合とか、物部と甲斐のライバル関係に転がればいいと思う。あと執行細胞トリオうまい。

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【青春×バトル×友情系】

(07) アサウラ「ベン・トー」 (⇒感想

本編7巻&短編2巻(以下続刊)。夜のスーパーで繰り広げられる、「半額弁当」争奪戦を描く……ベントー争奪アクション?来期アニメ枠。「熱さの無駄遣い」ってこういうこというんだなーなどと考えながらも不覚にも胸が熱くなる不思議です。

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(08) 井上堅二「バカとテストと召喚獣」 (⇒感想

本編9巻&短編3巻(以下続刊)。テストの点数によって強さが変わる「召喚獣」を使ったバトルで下克上を狙う最底辺クラスのお話。女子より男子が可愛いという不思議が発生したり、雄二と明久の友情が公式が最大手サークルだったりします。

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(09) 蝉川タカマル「青春ラリアット!!」 (⇒感想

1〜2巻(以下続刊)。バカ日本代表とその悪友とバカ日本代表に惚れてしまった暴走少女が繰り広げるドタバタラブコメ。ラブコメだけど変に恋愛恋愛してない、男子2人+女子1人の友情おいしいです。

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(10) 川上稔「連射王」 (⇒感想

ハードカバー・上下巻完結。シューティングの「ファーストプレイ・ワンコインクリア」に青春を掛けるゲーマー達の物語。竹さんとコウの師弟関係とも友情ともライバルともいえない関係がとても美味しい。川上作品の中では破格の少ページ数なので、川上作品入門としてとてもオススメ。

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【青春×ラブコメ!!】

(11) 本田誠「空色パンデミック」 (⇒感想

全5巻完結済。空想を現実だと思い込んでしまうという奇病を抱えた少女と普通の少年が織り成すボーイ・ミーツ・「空想少女」。どこからが空想でどこまでが現実なのか。足元が揺らぐような読書感覚が新鮮で、それでいて王道なストーリー展開が楽しい。あとさりげに脇役の同級生男子がかっこいいのです。

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(12) 庵田定夏「ココロコネクト」 (⇒感想

1〜6巻(以下続刊)。文研部に所属する5人の高校生達が次々と奇妙な現象に巻き込まれて……!?という青春系異能ラブコメ。現象こそ異能だけど、そこで解決されるのは等身大の高校生らしいどこにでもある悩みで……というのがミソだと思う。主人公格5人の恋愛事情と友情関係も美味しい。

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(13) 杉井光「さよならピアノソナタ」 (⇒感想

全5巻完結。「神様のメモ帳」の作者が描く爽やかでちょっぴり切ない青春小説。内容は美少女×クラシック×ロックだけど、主人公(男子)が金髪の美少年と一夜を共にしたりします。

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(14) 壱月龍一「ラ・のべつまくなし」 (⇒感想

全3巻完結。ラノベ作家×腐女子の恋物語。変に誇張されない、等身大の腐女子ヒロイン像が凄く良かった。ラノベが好きな全ての人にもお勧めしたい。

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【ファンタジー×バトル!!】

(15) 海冬レイジ「機巧少女は傷つかない」 (⇒感想

1〜6巻以下続刊。殺された家族の仇を討つため機巧魔術の最高学府に入学した少年が、自動人形の少女と共に戦うというお話。主人公が助けたヒロインと次々にフラグを立てていく系の異能バトルラブコメですが、ライバルにして喧嘩友達のロキとのやりとりが死ぬほど美味しい。背中合わせの友情は良いものです。

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(16) 細音啓「黄昏色の詠使い」 (⇒感想

全10巻完結。「色」を媒介に自分の心を詠び出す“名詠式”を学ぶ学校にやってきた、既存の5色とは違う色を纏った少年と赤の色を纏う少女が繰り広げるファンタジー。美しい旋律と鮮やかな音色に彩られた物語は是非とも女性にもオススメしたい感じ。あと爺二人の年甲斐もない背中合わせの大活躍に萌えたのは私だけじゃないはず。

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(17) 渡島健康「魔王様げ〜む」 (⇒感想

1〜2巻以下続刊。勇者として魔王を倒しに行ったら、女好きの魔王の手によって女の子にされてしまって…!?という性転換系ファンタジー。魔王に反感を覚えながらも少しずつほだされていく主人公が、現状に心地良さを感じる一方で男としての矜持を捨てられないという葛藤具合がたまらない。魔王ディンゴとのやりとりは極めて「やおい的」だと思う私がいる。

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【ダーク×ファンタジー×ミステリー】

(18) 水瀬葉月「ぼくと魔女式アポカリプス」 (⇒感想

1〜3巻。“普通”を嫌う普通の男子高校生が、ひょんなことから喪われた種の復活を願う魔術師達と、彼らの依代となった代替魔術師達がお互いが持つ“根源闇滓(ルート・アンシィ)”を奪い合うという血みどろの戦いに巻き込まれてしまうお話。TS(性転換)要素があるので苦手な人は注意ですが、主人公の悪友・草太が大変よいキャラなのでショタ攻好きには全力でオススメしたい。草太×主人公もあるよ!!(ただし主人公は以下略)

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(19) 田口仙年堂「魔王城」 (⇒感想

全5巻完結。望まずに強大な力を持って生まれてしまった「魔人」達と、その子供達の「先生」に任命されてしまった青年達の物語。その力を疎み、利用しようとする人間達に完全と立ち向かう主人公・エイゴの姿が本当にかっこいい。

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(20) 虚淵玄「Fate/Zero」 (⇒感想

全6巻完結(同人版は全4巻完結)。人気ゲーム「Fate/stay night」の前日譚となる、“もう一つの聖杯戦争”。それぞれの信念を持ってあるときはぶつかり合い、あるときはすれ違っていく人間と英霊達の姿が熱く、哀しく、儚い。「Fate」本編未読でも楽しむ事ができるので、(作者は違うけど)女の子の為の「Fate」入門編としてオススメしたい感じ。

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(21) 甲田学人「Missing」 (⇒感想

全13巻完結。ちょっとワケアリな文芸部の4人+人間外の少女が、主に学園を舞台に巻き起こる怪奇現象に立ち向かう(遭遇する?)お話。かなりグロい描写があるので苦手な人は注意。クールな“魔王様”や番犬属性の俊也、自称凡人の武巳をはじめとして美味しい男子キャラが揃っております。

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(22) 綾里けいし「B.A.D.」 (⇒感想

本編6巻+短編2巻以下続刊。異能を持った女の子が悪意を持ってふしぎ事件を解決……する振りして事件を(依頼者的に)BADエンドのほうに誘発します。ショートショート形式です。出てくるキャラほぼ全員狂ってます。そして狂気な兄妹に総愛されな主人公(男)(腹の中に子供が居る)(※ついったーで書いた解説が気に入ってるのでそのままコピペするの巻)

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【「中二」は男女共通の萌えです!!】

(23) 川上稔「終わりのクロニクル」 (⇒感想

全14巻完結。佐山はラノベ界でも歴代5本の指に入る変態かっこいい主人公だとおもう。終盤で繰り広げられる佐山の演説と、「Ahead,Ahead!Go Ahead!」「Tes.!」のかっこよさは異常。あと男×男で最後まで行っちゃうラノベ。ちょっと分厚いけど「境界線上のホライゾン」ほどじゃないので気にするな!!

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(24) 林トモアキ「戦闘城塞マスラヲ」 (⇒感想

全5巻完結。引きこもりがひょんなことから人間外が集まるバトルロワイヤルに参戦する羽目になり、口先だけでバトルを乗り切っていくお話。ヒデオのかっこよさはまさしく「かっこよさの無駄遣い」だとおもう。

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(25) 柳実冬貴「Re(アールイー):バカは世界を救えるか?」 (⇒感想

全5巻完結。非日常に憧れる邪気眼まっさかりの高校生が、本物の異能を手に入れて……!?というお話。物語開始時点ではただの中二病でヘタレなバカだった光一が少しずつ本当に「かっこいいバカ」になっていくのがたまらない。最終巻のラストバトルのアツさやライバルである《能力泥棒》との関係もたまりませんでした。

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(26) 鏡貴也「いつか天魔の黒ウサギ」 (⇒感想

本編8巻&外伝3巻以下続刊。「15分間に最大7回死ねる」という呪いを受けた高校生が、小さい頃に結婚の約束をした少女(人間外)を守るため戦う学園異能バトルもの。大兎とヒメアのバカップル具合は「末永く爆発しろ!!」状態ですが、月光様の俺様ツンデレに萌えるために読んでも問題ありません。本編の能力インフレに疲れたら「紅月光の生徒会室」で月光デレに萌えると良いと思います。

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(27) 西尾維新「戯言シリーズ」 (⇒感想

全9巻完結。「戯言だよ」が口癖の普通の(多分)青年・いーちゃんが個性的な脇役達に囲まれて、段々人外バトルものになっていったりするお話。西尾維新をラノベとみなしてよいかどうかは諸説あるとしても、西尾維新独特の掛け合いのテンポのよさと、台詞のかっこよさはやっぱりシビれると思う。いーちゃんと人識の関係が好きでした。

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【萌えコメだって美味しいですよ?】

(28) 葵せきな「生徒会の一存(碧陽学園生徒会議事録)」 (⇒感想

本編9巻&外伝5巻以下続刊。どちらかというと「議事録」よりも短編の「黙示録」のほう。杉崎を慕うショタっぽい容姿の美少年が登場したり、クラスメイトと喧々諤々なやりとりが美味しかったり、主人公を慕う後輩(♂)がいたりして男子萌え的に美味しいです。

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(29) 田尾典丈「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」 (⇒感想

本編全8巻+外伝全4巻(…で、年末完結予定)。ギャルゲーの世界のヒロイン達を現実世界に投影したら?というお話。これなんてギャルゲ?な世界観ですが、現実と二次元の誤差が二次元とは違った結果を生んでいくのが面白い。4巻以降男子萌えが凄い勢いで増えて女子向けに美味しくなります。

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(30) 松野秋鳴「えむえむっ!」 (⇒感想

全12巻。太郎のドM具合に耐えられれば、普通に男子萌えできるラブコメだと思うんです。お互い日陰者同士な辰吉との友情は普通に美味しいよね。

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(31) 伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 (⇒感想

1〜9巻以下続刊。メインは主人公と妹の微妙な兄妹関係なのですが、最近京介と京介の親友・赤城のやりとりが恐ろしく美味しい。秋葉原のえろいお店に行ったり、シスコン対決したりと高校生らしいバカバカしいやりとりがたまりません。

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【ばんがい!】

(32) 入間人間「多摩湖さんと黄鶏くん」 (⇒感想

多分単巻完結。ゲーム部と称してバカップルがひたすらギリギリな感じのゲームをするだけのお話。「キスババ抜き」ネタの薄い本がいっぱい出たらいいので女子にも読んで欲しいです(最悪)

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